アニメの映画について②

初代ガンダムの前日譚を描く「機動戦士ガンダム the origin」全6部作を観終わりました。ガンダムが活躍する前の時代の話なので、タイトルはガンダムですがガンダムは出てきません(笑) 

ガンダムの世界は西暦が終わった後の「宇宙世紀」という時代のお話なのですが、未来のお話とはいえ西暦とは地続きの世界のお話ということで、つい現代と比べての違いが気になってしまいます。

出世には実力よりも家柄だったり通信手段が手紙だったり、下手したら平成のいまよりも昔くさいです。自分とキリストを重ねちゃう安易な指導者とか、道路走るだけでアスファルトにヒビが入るガンタンクとか、最初は作業用の機械だったロボットがものの数年でモビルスーツという身長20メートル近い人型戦闘ロボットに発展できちゃったりとか「これ現実だったらこうはならないよなあ」っていちいち気になってしまいました。

ガンダムシリーズの「G-SAVOR」という作品によると西暦2045年宇宙世紀元年だそうで、初代ガンダムの舞台である宇宙世紀0079年は西暦2124年の出来事かあ。ひとまず、健康に気をつけて27年後に迫った宇宙世紀元年までは元気でいたいと思います。