笑えるアクション映画について

アメリカの経済紙「フォーブス」によると、ドウェイン・ジョンソンが今年もっとも稼いだ役者だそうです。8940万ドルだから90億円でしょうか。もう玄孫の代まで働かなくてすみそうですね。「ワイルドスピード」シリーズなどの最近の出演作は軒並み話題作だし結婚も決まったし公私ともに勢いのある役者です。

最近、ドウェイン・ジョンソン主演の「セントラル・インテリジェンス」という映画を観ました。ジャケットをみたら銃を持って写ってるドウェインの姿があるからきっとアクション映画なのかと思ったのですが、実はアクションを逆手に取ったコメディ映画でした。

高校時代は肥満でいじめられていた主人公(ドウェイン)がいつの間にかムキムキになり射撃・格闘技・話術・交渉術すべて一流のCIAの敏腕スパイとして活躍するお話です。

そもそも元プロレスラーで筋肉がありすぎるドウェインの体形自体がギャグなのと、主人公たちを追い詰めるCIAの捜査員たちも「これが監視映像だ」とか言いながらエロ動画を見せてしまったり、民間人に脅されただけでスナック菓子をぶちまけてしまったりと、どこか間抜けなところがあり、笑えます。それからアクション映画だけど人が死んだ描写が少ないのがいいところです。(ゼロならもっと良かったけど。)


『セントラル・インテリジェンス』予告編