小説も実は面白い

特に深く考えたくないけど何となく文字が読みたいって人はけっこういると思うのですが、そういう方向けに軽~い文を載せるのがこのブログの目標です。

軽い文といえば小説。読んで勉強になるわけじゃないし、本当のことが書いてあるとも限らないので、小説なんて本じゃない!などと気取ったことを思った時期もあったのですが。ひきこもりな僕にしてみると「静かに小説を読む」というのが意外といい気分転換になることがわかりました。小説の思わぬ効用でございます。

いまは一日何十冊も小説が出ます。けれど、僕はこういう雨後の筍ごとく量産されるあんまりどっしり来ない小説もちゃんと読んでみなきゃなと思うようようになりました。

小説を書く人も読む人も珍しかった大昔(明治時代とか)なら何か出版するだけで「先生」になれて「作家〇〇先生の生家跡地」みたいな記念碑を道端に立ててもらえたでしょう。「本郷三丁目には樋口一葉が住んでいた」って逸話のように語られてますが、樋口一葉が本郷に住んでたのはほんの3年ちょいですから(^q^)

職業としての小説家 (新潮文庫)

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