夏休みの過ごし方について

夏休みは幕末に注目して下記の小説を読んでみました。意外と全部面白かったです。

伊東潤池田屋乱刃」

葉室麟「影踏み鬼」

・植松三十里「志士の峠」

ところで、戦国時代が舞台の映画は毎年見かけますが、幕末が舞台の映画をあまり見かけません。「銀魂」とか「るろ剣」は面白かったけど幕末映画じゃないしなあ。新選組以外にも御陵衛士とか天誅組とか、マイナー侍集団がたくさん出てきてそれなりに映画の題材になりそうな斬り合いもあるし、何より日本が外国と真面目に関わり始めた時代だから海外需要もありそうな気がしますが。

大河ドラマだと1年間の放送期間=45分×約50回=2250分という長丁場で、人物の生涯を描かないととても尺が持ちませんが、映画なら長くても150分程度だからひとつの有名な事件を扱えば済むと思うんだけど。

今のところ一番面白いと思えるのは「ラストサムライ」ですが、トム・クルーズ渡辺謙という豪華メンバー+豪華予算で映像はきれいに作ってあるものの、あくまで架空の人物と架空の事件。ハリウッドの予算とスターできちんと歴史考証もしっかりしてる幕末映画、作ってくれないかな。

ラスト サムライ [DVD]

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