柳の下の元気なドジョウ

マトリックスの4作目が製作決定したそうです。キアヌ・リーブスキャリー・アン・モスのキャストも変わらないそう。3作目の「マトリックス・レボリューションズ」で二人とも死んだと思いますがどうつながるのでしょうか。

マトリックスといえばカンフーのアクションと、静止と動作をうまく掛け合わせた映像が新しくて、世界中で大ヒットしたと思います。で、こういう大ヒットのあとには必ず亜流のような映画が製作されるのも大ヒット映画の宿命。

「forget the Matrix!!」という挑戦的な宣伝文句の「リベリオン/反逆者」という映画があります。なんかもう邦題からしてB級くささがプンプンします。ストーリーも「第3次世界大戦後の荒廃した世界で、統制された社会に戦いを挑む」みたいなストレートなお話なのですが、この映画に登場する「ガン・カタ」というこの映画独自の拳法がすごい。この映画がただの柳の下のドジョウで終わらなかった理由がこのガン・カタにあります。

なんでも、「ガン・カタは膨大な銃撃戦のデータ分析から生まれた戦法で、相手の動きは統計から予測でき、最大のダメージを最大の数の敵に与えることができる。そして敵の銃弾は弾道を予測して回避することができるのだ!」 だそうです。

仮説検定の作り方をようやく理解した僕としては統計学ってそんな便利な学問だっけ?と思わないでもないのですが、ガンカタを駆使してヴィランを次々と打ち倒していく映像は観ていてとてもスカッとします。

リベリオン -反逆者- [DVD]

リベリオン -反逆者- [DVD]