伝説が壮絶に終わる
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け (Star Wars The Rise of Skywalker)」観てきました。
いまだから言えるけどエピソード8があんまり面白くなかったので今作も不安だったのですが、今作ではエピソード7と8で広げた伏線を回収しきれいに3部作を締めくくれてました。監督はエピソード7でも監督だったJ.J.エイブラムズ。「スタートレック」シリーズにも監督作品があり、シリーズもので困ったらとりあえず呼ばれていい仕事をする人です。
今作ではレイの出自が明らかになり、7-8-9作の3部作だけでなく、1971年から続いたエピソード4から続いた物語に一応の区切りをつけることができています。宇宙中を巻き込む物語をきちんと描けてそれを終わらせられる構成力はすごい。
アベンジャーズに挑戦しようとして製作ペースを上げた無理がたたって失速した時期もあったけど、架空の物語をひとつの神話と呼べる領域まで持ち上げることができていると思います。2019年の締めくくりにふさわしい壮大な映画でした。
一方、地上では。映画のチケット料金は普通は1800円のはずですが、僕が観た映画館では1900円にこすっからい値上げをされておりました。観客ははるか彼方の銀河系の物語を観に来たのに、映画館の方は手の届く範囲の観客の足元を見ていたようでした(笑)
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」最後の予告篇 世界同時解禁